母Mと息子Sの学習キロク

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経験論と合理論について。 ~倫理 200515金曜夜・200516土曜 高校講座ラジオ

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金1・土1:古典

第53回 物語 大和物語 (1) ~姨捨(1)~

■作品について
■登場人物とその人物関係について
■「さしてむ」という男の決断

NHK高校講座 | ライブラリー | 古典 | 第53回 物語 大和物語 (1) 〜姨捨(1)〜

3問正解。

 

 

 

第54回 物語 大和物語 (2) ~姨捨(2)~

■男の思いの変化について
■「わが心」の歌に詠まれた心情
姨捨伝説

NHK高校講座 | ライブラリー | 古典 | 第54回 物語 大和物語 (2) 〜姨捨(2)〜

3問正解。

  • 歌物語・・・・物語の中心に和歌が据えられているかどうか
  • 和歌の直前に詞書と呼ばれる短い文章が付いていることがある。一言だけの場合もあれば、数行にわたる場合もある。どういう状況下でその和歌がよまれたのかを簡潔に説明した文章。
  • ⇒歌物語とはそのような詞書が長編になったものと捉えるとイメージしやすい。
  • 歌物語はあくまでも和歌がメインで、物語部分は和歌を補うサブの関係にある。
  • 和歌の部分を丁寧に解釈することが重要。
  • 大和物語10世紀ごろから後半にかけて成立したと考えられる歌物語。
  • 前半は宇多天皇の時代を中心とした短い章段が中心。伊勢物語の影響を色濃く受け継いでいる。説話集の時代(平安末期~鎌倉時代)の先駆け。
  • 後半は、さらに昔の時代の歌を伴う伝承。比較的長く、ストーリー展開に重きを置いた章段が多い。
  • 男にとっての本当の母ではなく、母のように接してきたおば、という違いはあれども、妻にとっては姑のようなものだしなぁ。と、妻側の心情に寄って読んでしまったり。講師の先生(男性)は、こういう妻マジさいあく!みたいな思いありきで解説されているようにも聞こえたし。
  • 男の妻が伯母の悪口を言っているうちに、男も伯母のことを邪険に扱うようになった。 
  • 「月も出でで闇にくれたる姨捨になにとて今宵たづね来つらむ」← 更級日記
     

 

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金2:倫理

第27回 第4章 現代を生きる人間の倫理 合理的精神の確立

近代の自然観と科学的精神の特徴について理解を深め、ベーコンの経験論の思想を通じて、近代的な学問の目的や方法について考える。デカルトの「考える我」という思想を理解し、心身二元論について考える。さらに、パスカルの思想を通じて、近代の合理的精神の功罪について考えを深める。

 

  • 今回の単元に関しては、ラジオ講座としての内容より、「教科書」のほうが詳しく解説されているね‥
  • 中世のスコラ哲学から、近代の自然科学。人間の感覚と理性を頼りに、観察や実験を通じて、自然の中にある法則を見いだす
  • 科学革命。地動説を体系化したコペルニクスガリレオ・ガリレイニュートンなどが活躍。
  • 経験論という哲学。ベーコン。学問の目的を人類の福祉の増進と考え、「知は力なり」と主張。自然科学の正しい知識は、自然を支配して人類を幸せにする力をもつもの。
  • ⇒正しい知識獲得のために、かたよった見方や思い込みであるイドラ(幻影、偶像)を捨てる
  • 帰納法:自然をありのままに観察して、それらに共通する法則を見いだす。
  • デカルト理性的な思考を重んじる考え方は合理論。確実な真理を発見するために、あらゆるものを疑う。「われ思う、ゆえにわれあり」(私は考える、だから私は存在する)に至る。
  • ⇒疑い得ない真理とは、現に疑い考えているこの私のこと、「考える我」。
  • 演繹法:疑うことのできない確実なことから出発して、論理的に推理を重ねることで、新しい知識を見いだす。
  • 心身二元論:「考える我(精神)」と、「考えられる対象(物体)」という、2つのものが存在している
  • 自然は、機械的に説明できるただの物質であり、人間が好きなように操作できる・・・・機械論的自然観。近代の自然観の基本
  • モラリスト:合理的精神が広まっていった16~18世紀。現実の人間を観察して、人間の生き方について考え、随想風の言葉で表現したフランスの思想家たちのこと。
  • パスカル。「人間は考える葦である」。人間を「考える」という偉大さと、葦のような悲惨さの中間に揺れ動く存在とみなした。
  • ⇒人間にはキリスト教の救いが必要であると考え、デカルト的な理性のみを尊重する近代の傾向に反省をうながした

NHK高校講座 | ライブラリー | 倫理 | 第27回 第4章 現代を生きる人間の倫理 合理的精神の確立

3問正解。

 

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土2:政治経済

第27回 第2章 現代の経済 第4節 福祉社会と日本経済の課題 公害と環境保全

公害について学ぶこと、それはこれからの環境保全を考えるときに参考になります。まず公害とは何か、そして高度経済成長期に深刻な公害が発生したこと、さらに政府は公害問題に対してどう向き合ってきたのか、こうしたことを学びながら、これからの環境保全のあり方を考えていきましょう。

 

  • 環境基本法1993年大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下、悪臭
  • 公害が大規模化するのは、第二次世界大後戦の高度経済成長期。水俣病新潟水俣病四日市ぜんそくイタイイタイ病四大公害
  • いずれも有害な物質を何の処理もせず廃棄したこと、それにより住民の健康に甚大な被害が出た。
  • 経済の成長を優先し、環境保全の意識が低く、企業も政府も事実と向き合う姿勢に欠けていた。
  • 1960年代後半、四大公害の被害住民が次々と裁判を起こした。住民側の主張が認められた。⇒世論の高まりを受け、政府も公害対策に本腰を入れた。
  • 公害対策基本法。1967年。
  • 行政による規制・・・汚染者負担の原則(PPP)。汚染物質の社会的費用を企業自身に負担させるようになった。汚染の防止、汚染された環境をもとに戻す、健康被害に対する賠償などが企業に求められるようになった。
  • 環境アセスメント。鉄道、道路などの開発事業の際に、企業は前もって必ず環境に対する影響を調べ、開発の是非や事前の防止策を考えなければならない。
  • 自動車の排気ガス、生活排水、大量のゴミ‥‥都市型・生活型の公害が増加。
  • 循環型社会。取り組みのひとつが、リデュース、リユース、リサイクルの3R。資源を有効に活用しようとする考え方。
  • ⇒資源が有限であること、かけがえのない自然を大切にすること、経済成長にどう折り合いをつけるのか。 

NHK高校講座 | ライブラリー | 政治・経済 | 第27回 第2章 現代の経済 第4節 福祉社会と日本経済の課題 公害と環境保全

3問正解。

 

 

 

金3・土1:国語総合

第53回 [現代文] 短歌・俳句 その子二十 (1)

短歌の中に詠まれた自然や恋を読み味わう。特に恋の歌は二首を読み比べながらその違いを考えてみる。 

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3問正解。

 

第54回 [現代文] 短歌・俳句 その子二十 (2)

孤独や生命が短歌にどのように詠み込まれているか読み取り、それぞれの作者の心情に思いをはせる。

NHK高校講座 | ライブラリー | 国語総合 | 第54回 [現代文] 短歌・俳句 その子二十 (2)

3問正解

  • たはむる・・・「戯れる」の古語的な言い回し。「ふざけ合う」「遊ぶ」といった意味。
  • 寺山修司は青森出身。生涯青森の言葉で通したと言われており、青森をたいへん愛した人物。青森にいたときには故郷の言葉で話していた友人が、都会に出ていつの間にか標準語で話をするようになっていた。その友人の話を聞きながら珈琲を苦々しく感じる気持ちを詠んだ歌もある。
  • 与謝野晶子の時代の恋愛観・女性観から90年経て、フラットな関係のサラダ記念日へ。