フランス革命でギロチン刑にされた化学者がいる…初耳。 ~化学基礎 200424金曜 高校講座テレビ
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金1:化学基礎
第24回 化学の基本法則
燃焼とは発熱と発光をともなう酸化反応のことですが、物質を燃焼させると、木材のように軽くなる場合とスチールウールのように重くなる場合とがあります。しかし、密閉容器内で反応させると、反応の前後で質量が変わらないことがわかりました。これを「質量保存の法則」といいます。また、一定量の銅を加熱すると、一定量の酸素と反応して酸化銅に変化します。これを「定比例の法則」といいます。このような法則などから、物質が原子や分子からできていることがわかってきました。
- ラボアジェもフランス革命の断頭台の露と消えた、、、って初めて知った。
- 質量保存の法則:化学反応の前後では全体の質量の合計は変わらない。
- 定比例の法則:化合する元素の質量比が一定の割合であること。
- 原子説:あらゆる物質は、原子と呼ばれる粒子からできているという考え方。
- 燃焼:空気中の酸素と結びつくこと。
- 18 世紀の西洋ではフロギストン説が主流だった。・・・物質にはフロギストン(ギリシャ語で「燃える」という意味]という元素が含まれており、ものが燃えるときには、このフロギストンが外に逃げ出していくので軽くなるのだと考えられていた。燃えやすい物質にはたくさんのフロギストンが含まれており、燃えにくい物質にはフロギストンがあまり含まれていない・・・?
- アントワーヌ・ラボアジェ:18 世紀のフランスの化学者。密閉した容器の中に金属のスズ Sn を入れて燃やす実験。反応の前後で関係するすべての物質の質量を精密に測定すると、質量の合計が変わらないことがわかった。
- ラボアジェは、物質が燃焼するとは酸素と結びつくことであり、化学反応の前後で全体の質量は変化しないことを明らかにした。質量保存の法則。
- ラボアジェは、実験の費用を得るため、税金を集める徴税請負人の仕事をしていた。フランス革命が起こり、徴税請負人も市民から目の仇にされ、ラボアジェはギロチン刑にされた。
- プルースト:ラボアジェの考えを推し進めた。フランスの科学者。化合物を構成する元素の質量比が一定の割合であると実験から導いた。定比例の法則。
- ジョン・ドルトン:イギリスの科学者。原子説を唱えた。
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3問正解。
金2:物理基礎
第24回 第2編 さまざまな物理現象とエネルギー 波は何を伝えるのだろう ~波の伝わり方~
身の回りには音波,水波,電波,光,地震波など様々な波の現象があります。今回は, セロハンテープにストローを並べて貼り付けたウエーブマシンや,長いばねを振動 させて波をつくり,波の種類や基本的な性質について学びます。
- 振動が次々に伝わっていく現象を波という。
- 波が発生した場所を波源、波を伝える物質を媒質という。
- 波は振動が伝わるだけ。振動している物質が移動していくのではない。
- 横波:波の進行方向と媒質の振動方向が垂直な波。
- 変位:振動の中心(波がないときの媒質の位置)からの媒質のずれ。
- y-xグラフ:ある時刻について位置xの媒質の変位yを表したグラフ。
- 波の波形:y-xグラフの曲線。時間の経過とともに波形が波の進行方向に移動していく。
- 縦波:振動する向きと波が進んでいく向きが平行である波。
- 縦波は、バネのすき間の大きい所と小さい所があり、これが交互に伝わっていく
- すき間の大きい所を疎、すき間の小さい所を密という。
- 縦波のことは疎密波ともいう。
- 縦波では波が伝わる方向と媒質の振動方向が同じなので、媒質の変位yを反時計回
りに90°回転させてy-xグラフをつくる。 - →縦波の波形を横波のように表現することができる。
- 空気中や水中の音波などは縦波。
- 水波は横波に近い。
- 電磁波は横波。
- 地震波のうち、P波は縦波、S波は横波。
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3問正解。
金2:世界史(新作)
第2回 オリエント文明
およそ5千年前の文明は文字が誕生したことによる。メソポタミアで楔形文字が、エジプトでヒエログリフが工夫されて、情報が記録され、歴史が刻まれるようになった。さらにアルファベットが登場し、30字足らずの文字で表記できるようになったことは、人類の一大進歩であった。古代オリエントには、どのような文明が生まれたのかをみていく。
- 今回もテーマ史っぽい。生徒役が毎回2人とも出演するわけではないらしい。
- 楔形文字:紀元前3500年ごろ、シュメール人によって発明された最も古い文字のひとつ。粘土板に植物の茎などで象形文字を刻み込んだものだったが、やがてメソポタミアでは会計記録などに使われるようになる。
- ヒエログリフ:エジプトのファラオや貴族の記録を残すために使われた文字。その後、ロゼッタ・ストーンに刻まれた文字などで解読された。
- アルファベットのはじまり:フェニキア人がヒエログリフの形をもとにして二十数文字で表現するようになった。この文字が西方に伝わりギリシア文字、ラテン文字となり、アルファベットに発展。
- シュメール人の文明は、紀元前2000年頃までに滅んだ。
- 紀元前1800年ごろ、アムル人による古バビロニア王国がメソポタミアを統一。王国の秩序を維持するために制定されたハンムラビ法典。
- 紀元前1600年ごろ、ヒッタイト人が古バビロニア王国を滅ぼす。ヒッタイトは初めて鉄器を本格的に使用し、鉄製の武器と農具により強大な軍事力と高い農業生産力を誇った。
- ヒッタイト王国が滅びると、鉄の製法はオリエント各地に広まった。
- 紀元前7世紀、アッシリアがオリエントを統一。重税を課すなどの厳しい支配は反乱をまねき、わずか100年ほどで滅んだ。
- 紀元前6世紀の中ごろ、アケメネス朝ペルシアがオリエントを再統一。
- ダレイオス 1世によって建設されたペルセポリス。
3問正解。
金3:地学基礎
第24回 第3編 私たちの大地 活断層の地震
最近頻繁に活断層という言葉を耳にします。活断層とは一体何でしょうか。これまで,海溝型の地震がどのように発生するのかについては学んできましたが,活断層と地震はどのような関係があるのでしょうか。今回は活断層がどのように発生するのか学びましょう。
- プレートの境界で起きる海溝型地震のほかに、海洋プレート内部や大陸プレート内部で起きる地震もある。
- 大陸プレート内部で起きる地震は、海洋プレート内部のものより、震源の深さが浅い。震源が浅いほうが地上への影響が大きいため、地震被害も大きい。
- 東京の立川断層帯。
- 地下の震源断層は時間とともに固着し、ひずみを蓄積できるようになるが、限界に達するとまたずれが起きて地震が発生する。
- ⇒ひずみの蓄積とずれを繰り返す断層を活断層という。
- 1995年の兵庫県南部地震は活断層で起きた地震。
- 地震を引き起こすと考えられている活断層が日本には2000以上ある。
- ゆっくり地震:ほとんどの地震は長くても 1 分程度の揺れ。対して、ゆっくり地震は数日~数年続く。揺れのメカニズムについてはまだ不明。
- 小繰り返し地震:固着域の大小による?? 大きな広がりをもった固着域や、小さな固着域など様々ある。このことが小繰り返し地震の原因であると考えられる。
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3問正解。
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