外出自粛して、物理(ものり)家のお母さんが主演を務めた朝ドラ「はね駒」の再放送もチェックしような! ~物理基礎 200403金曜 高校講座テレビ
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金1:化学基礎
第21回 溶液の濃度
溶媒に溶質を溶かすと、溶液ができます。溶液の濃度には、溶液の100 gあたりに、溶質が何g溶けているかを表した「質量パーセント」があります。しかし、溶液の化学反応を考えるときには、質量パーセントは不便です。たとえば、1%の塩酸と1%の水酸化ナトリウム水溶液を同体積で混合しても中性にはなりません。化学反応を考えるときには、分子やイオンなどの物質の粒子数で考える必要があります。そこで、物質の粒子数を表す物質量(mol)と溶液の体積の関係を表すモル濃度について学習します。
- 化学のこのあたりの事項についての理解をしていないまま過ごしていたことに気づかされる。高校の化学の授業では、解き方は教えてもらったけど、「濃度とはそもそも何か?」という部分についてはやっていなかった。・・・・私がボケ―っとして授業を聞いていなかったり、教科書をちゃんと読んでなかっただけかもしれない。
- まぁ、それでも、解き方を身につけたらテストの点は取れたりしてしまうんですが。これは良くないやり方でしたね‥( ノД`)
- BTB。酸性で黄色、アルカリ性で青色、中性で緑色。
- 物質が溶けて均一になる現象を溶解という。
- 溶液は溶解によって生じた均一な液、溶質は溶液に溶けている物質、溶媒は溶質を溶かしている物質。
- 質量パーセント濃度は、溶液全体の質量に対する溶質の質量の割合を表したもの
- モル濃度は、溶液1Lあたりに含まれる溶質の物質量を表したもの。物質量は物質の粒子数を表したもの→→モル濃度は1Lあたりの溶質粒子の個数ともいえる。
- モル・パー・リットル、または、モル・毎・リットル。
- 質量パーセント濃度では、同濃度・同質量の溶液なら、同じ質量の溶質が溶けている。しかし、溶質1molあたりの質量が異なると、溶液に含まれる溶質の物質量(粒子数)は異なる。
- モル濃度では、同濃度・同体積の溶液なら、同じ物質量の溶質が溶けている。反応物を過不足なく反応させるには、物質の粒子数(物質量)を知る必要がある。
- 質量パーセント濃度では、溶質の粒子数を知ることが難しいが、モル濃度を使えば、すぐに物質の粒子数を知ることができる。
- 「ケミカルパワーだ」の決めポーズのときのローザ、かわいい。中の人は引退されているそうです。惜しい。
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3問正解。
金2:物理基礎
第21回 第2編 さまざまな物理現象とエネルギー 物質による温まり方のちがい ~熱の移動と保存~
おいしそうな具材と水を入れた鍋の中に,熱した石を入れると水や石はどうなる だろうか。その様子を観察することから始めましょう。水と石は,はじめの温度が 異なります。それらが混ざり合ったときの温度変化を詳しく調べていくことで,物 の温まり方の特徴が見えてきます。高温物体から低温物体に移動するエネルギーで ある熱とその保存について,今回学習します。
- 熱の移動は、両方の温度が同じになると終わる
- 熱平衡:互いの温度が徐々に近づき、ある同じ温度になる状態のこと
- 高温の物体と低温の物体が触れあうと、高温の物体から低温の物体に熱が移動してやがて同じ温度になる。
- 移動する熱の量は、物体の質量によって異なる
- 熱量:移動した熱エネルギーの量
- 熱量の保存:失った熱量と、得た熱量は同じ。
- 色水の実験モデル、すっごいわかりやすい。
- 比熱:物質による水の温度上昇の違いを数値で表したもの。ある物質1gの温度を1K上げるために必要な熱量(J) を指す。
- 比熱が大きいものほど、同じ温度を上げるためにはたくさんの熱量が必要。
- 熱量と比熱の関係 Q=mcΔT
- :Q 熱量(J)、m 質量(g)、c 比熱(J/(g・K))、ΔT 温度変化(K)、水の比熱=4.2(J/(g・K))
- ジュール毎グラム毎ケルビン。
- 比熱が大きい、つまり、質量や温度が同じならば、比熱が小さいものよりたくさんの熱エネルギーを持っている。
- 物理家のおかあさんこと、斉藤由貴さんの若かりし頃の朝ドラがBSで再放送されています。見ています。
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3問正解。
金3:地学基礎
第21回 第3編 私たちの大地 プレートの境界
地球の表層は,十数枚のプレートで覆われています。それぞれのプレートは 別々の方向に,1年間に数cm ~10cmほどの速さで動いています。日本列島は4つのプレートの境界部分に位置していて,プレート境界の性質やそこで起こる地球科学的な現象を理解していくことはとても大切です。プレート境界におけるプレート相互の運動には,3つのタイプがあります。今回はその3つのタイプの境界の基本的な性質について学んでいきます。
- 地球表面は厚さ100km程度の十数枚のプレートに覆われている。プレートとは、地殻とマントルの最上部の比較的温度が低く、固く流動しにくい部分のこと。
- 断層はずれの向きによって、正断層、逆断層、横ずれ断層に分けられる。
- 約2億5千万年前、パンゲアという超大陸が存在していた。プレートの移動とともに徐々に分裂・移動して、今のような形になったと考えられている。
- プレート同士が隣り合う境界は、その動き方によって「遠ざかる」「近づく」「すれ違う」という3種類。
- 遠ざかる境界:プレートが新しく生まれているところ。海底には海底火山が連なった海嶺と呼ばれる、プレートが生まれる場所がある。海嶺では、温度が高く軟らかい岩石とマグマがアセノスフェアから上昇してプレートとなり、両側に遠ざかる。ほとんどが海嶺として海の底にある。
- ギャオ・・・大西洋中央海嶺の上にあるアイスランドの島。遠ざかる境界が海上に姿を現している。幅10mもある巨大な地割れが、島を縦断するように連なっている。2つのプレートが反対方向に少しずつ遠ざかっている。
- 大地溝帯・・・アフリカ大陸を南北に縦断する全長およそ7000kmにおよぶ巨大な大地の谷。大地溝帯の北端、海抜-100mのダナキル低地は、大地のすぐ下にまで熱いマグマがある。エル・タアレ火山では、直径約15mの火口に溶岩がたまっている;溶岩湖。
- 近づく境界:プレートが互いに近づいて、重なったりぶつかったりするところ。
- 海洋プレートの方が密度が高いため、ぶつかった時には軽い大陸プレートの下に重い海洋プレートが沈み込む。
- 海洋プレートは沈み込む場所で大きく下へ曲げられるため、沈み込み口は深い海溝となる。日本海溝は、東から移動してきた海洋プレートである太平洋プレートが、日本が乗っている大陸プレートである北アメリカプレートの下に潜り込む場所。
- 密度の差が小さい、大陸プレート同士がぶつかると、いずれも沈み込まずに衝突し大きな山脈ができる。世界の屋根といわれるヒマラヤ山脈は、およそ5000万年前に大陸プレート同士がぶつかって互いに押し合ってできたもの。現在も少しずつ高くなっている。
- トランスフォーム断層:大西洋中央海嶺(遠ざかる境界のひとつ)ではプレートが生みだされ、両側に遠ざかっている。となり合うプレートが遠ざかる部分。この境界ではプレートの生成や沈み込みは起こらない。
- 北アメリカ大陸の西岸にある、約1300kmに渡るサンアンドレアス断層。断層を境にして並ぶ2つのプレートを陸上で見ることができる。断層を境にして2つのプレートがすれ違うようにずれて動いている。
- 地震の起きるメカニズムは、プレートの動きと密接な関係がある。
- 国土地理院のGEONET:上空約20,000kmを周回する人口衛星から発信された電波を、日本全国約1300ヶ所に設置されたアンテナで受信し、その緯度と経度を記録し続ける。地殻のわずかな動きを監視するシステム。
- 現在の海洋底で最も古いものは1億5千万年前のもの。海洋プレートが沈み込んで常に新しくなっているため。
- 日本列島では、日本海溝で太平洋プレートが沈み込んで消費されている。
- プレートテクトニクスは、地球型惑星の金星や火星にはでは観測されていない現象。地球の表層でのみ起こっている。えー
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3問正解。
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