ガラスとサラダ油の、光の屈折率はほぼ同じ。 ~科学と人間生活 200413月曜 高校講座テレビ
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今週は通常放送(メインチャンネル)が初回の再放送となっています。
ライブラリー放送のみの学習になりました。
月1:科学と人間生活
第12回 物理 ものはなぜ見えるのか?
ものがどのように見えるのかということは、ものから出た光が、どのように進んできたのかということに関係している。光が進むとき、通常は直進するが、光が反射や屈折などをする場合もある。光の反射や屈折では光の進む向きが変わるため、反射や屈折をしてきた光を見るとものが変形しているように感じたりする。鏡を通して自分自身の姿を自分の正面に見ることができるのもこの性質を利用している。今回は、さらに光が眼に入ってきて、人間が光をどのようにキャッチしているのか探ってみよう。
- 光の性質とヒトの目のしくみについて。いろんな手品のタネ明かし・・・
- 屈折:異なる物質(媒質)に光が進むと、物質の境界のところで光が曲がる。
- 物体から出た光が眼に届く間に光が屈折していると、人の目には物体が本来置いてある位置からずれたところにあるように見える。
- 光が伝わる速さは媒質によって異なるため、媒質の境界面では光の伝わる速さ
が変化する。進む向きも変わる。屈折の具合…屈折率。 - ガラスとサラダ油の屈折率はほぼ同じ。
- 光が水中を進む角度を入射角、光が空気中を進む角度を屈折角という。
- 反射。
- ヒトや動物は水晶体の厚さを変えることでピントを合わせている。
- 水晶体の厚さが変わることで、屈折のし方が変わる。
- 遠くのものを見るときは水晶体は薄く、近くのものを見るときは水晶体は厚く。
- 網膜で受けた光の刺激を神経を通して脳に送り、ものを認識している。
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3問正解。
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月2:美術
第12回 テクノロジー ~テクノロジーの発展と美術~
前世紀以降の急速なテクノロジーの発展は、美術にも大きな影響を与えます。新しい技術や新しいメディアと、美術。多くの作家がさまざまな問題提起をしてきました。美術はテクノロジーとどのように関係するのか、どのように融合するのか、どこに向かうのか。テクノロジーの発展が美術に何をもたらしているのかを、探ります。
- テクノロジーとアートの関係について学ぶ回。
- テクノロジー=科学技術。
- 「なんらかの科学技術を用いた、従来の絵画や彫刻作品とは異なる、20 世紀現在での捉え方」がテクノロジー・アート。
- 「20 世紀まで主流であった、一般的な平面絵画や、石や木などの彫刻とは異なる、その後に急速に発展した科学技術を用いた美術」。
- モビール:アメリカの彫刻家が自分の作った彫刻を動かしたいと考えて生まれたもの。
- 20世紀半ば、「アート・アンド・テクノロジー」という美術の動向があった。
- 「それまでに用いられていなかったテクノロジーを、美術に取り入れることを目
指す」→→発展して、「美術はテクノロジーでどのように広がっていくのか」と
いうことに向き合うように。 - テレビなどの映像メディアの出現はアートに進化をもたらした。
- 1960年頃にテレビを使ったアート作品が作られるようになった。ビデオアート。
- ビデオアートの創始者・・・ナムジュン・パイク。1960年代からテレビを使った斬新な映像作品を発表し、美術界に衝撃を与えた。
- 「ケージの森/森の啓示」←この作品を模したような背景を使ったミュージックビデオ、90年代に見たなぁという感じ。
- テクノロジーを戦争などに利用するのではなく、平和に利用し、新しい表現を作り出すのが芸術であるというメッセージ。
- インゴ・ギュンターはジャーナリズムとアートの関係を発展させた人物。
- バーチャルリアリティー:現実の世界ではないところにデータや情報による世界を作り上げるもの。
- CGアート界のパイオニア・・・河口洋一郎。「The Growth Tendril」。この作品、ムカデがうぞうぞしてるみたいで気持ち悪いけれど、80年代の作品とは…すごいな
- 生物の動きなどの複雑な動きを鮮やかな色彩のコンピューターグラフィックスで表現。
- メディア・アート:ホログラフィ、プロジェクター、コンピューター、3Dプリンターなどのテクノロジーをもって、メディアを美術に取り込む
- 機械と生物の関係性の統合を図ったサイバネティクス。
- デジタルとアナログの融合
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3問正解。
月3:家庭総合(旧)
第23回 特別 日本のだしとUmami(うま味) ~伝統的な食文化~
和食は2013年にユネスコの無形文化遺産に登録され、今最も世界で注目を集める食事といってよいでしょう。豊かな海産物や農産物など自然の恵みを生かし、四季折々のさまざまな料理を使って伝統的に食べてきた料理に加え、明治時代以降には外国からもたらされた料理を日本の風土にあわせて発展させ食べ継いできました。このような和食を日常的な視点から見直してみましょう。なかでも和食の要ともいえる「和風だしの文化」を理解し、和食の特徴を学びましょう。
- 2013年にユネスコ無形文化遺産に”和食”が登録された。
- 「和食」は、料理そのものを指すのではなく、「無形」である「日本人の伝統的な食文化」を指す。日本人が昔から大切にしてきた「自然を尊重する心」から生まれたもので、それを和食で体現している、ということ。
- ユネスコ登録の際の和食の定義↓
-
「和食」は食の生産から加工、準備及び消費に至るまでの技能や知識、実践や伝統に係る包括的な社会的慣習である。これは、資源の持続的な利用と密接に関係している「自然の尊重」という基本的な精神に因んでいる。
輸送技術や保存技術の進歩により他の地域の食文化や外国の食文化を取り入れ再構築されてきてもいる。このように要素(和食)は技術や知識、工芸や場のしつらいなどの自然と融合した食文化に関連した包括的な文化的実践の中で継続的に創造性を拡張し続けている。
- 多様で新鮮な食材と素材とその持ち味の尊重:地域に根ざした多様な食材を使い、素材の味わいを生かして調理していること。
- 栄養バランスに優れた健康的な食生活:一汁三菜を基本とする食事スタイルやうま味を活用した料理であること。
- 自然の美しさや四季の移ろいの表現:料理を通して、旬の味や季節感を楽しむといった風習。
- 正月などの年中行事との密接なかかわり:食を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深める伝統。
- 「一汁三菜」にこだわると今の時代、家庭で料理担当する人の負担度が高いから、こだわらんでいい、一汁一菜でじゅうぶんやで、という某料理研究家さんが唱えている説に賛同したいと思っています・・・
- うま味:人が感じる甘味、苦味、塩味、酸味と並ぶ基本味のひとつ。
- 料理にコクや深みを出すのが”だし”。「うま味」。
- うま味に気づいていなかった日本以外の人々…というのが、理解できないというか想像がつかないな…
- かつお節だし イノシン酸
- 煮干しだし イノシン酸
……味噌汁、一番だし(うどん、めんつゆ)、二番だし(肉じゃが) - 椎茸だし グアニル酸 ……筑前煮、炊き込みご飯
- 昆布だし グルタミン酸 ……おでん、鍋
- 「和食」の定義を改めて確認したら、自然を尊重するという姿勢は良いことだと思うけど、その他の点において、なんというか、家父長制前提っぽいニオイもうっすらと感じる部分があって、なんだかな…とちょっと思いました。
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2問正解。まちがえた。