母Mと息子Sの学習キロク

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勘合貿易の「勘合」、大きかった。 ~日本史 200121火曜 高校講座テレビ

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火1:日本史

第15回 第2章 武家社会の形成と生活文化のめばえ 室町時代の交易と文化

室町時代の日本は、遣唐使の廃止以来途絶えていた中国との国交を復活し、朝鮮とも国交を結ぶ。一方、琉球は、東アジアにおける交易の結節点として繁栄する。蝦夷ヶ島で独自の文化を築いていたアイヌ民族を含め、東アジアの交易や国際関係はどのように展開し、相互に影響を与えていたのだろうか。室町文化の展開とあわせて、当時の様子をのぞいてみよう。

 

  • 情報量が多い・・・・
  • 倭寇:14 世紀後半、対馬壱岐肥前松浦地方など東シナ海域の海賊集団。朝鮮半島や中国大陸の沿岸を襲撃。
  • 1368 年に明が建国される。海禁政策。中国人商人の海外渡航禁止。日本に朝貢倭寇の禁圧を求めた。⇒足利義満倭寇を鎮圧
  • 明の貿易方針は相手国の国王とだけ。明は義満の使者に対して「将軍・義満は国王(天皇)の家臣でしかない」と拒否
  • ⇒「准三后」→南北朝統一→将軍職譲位→出家⇒「道義」号。
  • 金閣を建造。明の使節を迎えるための施設として。
  • 1401年、明は義満にやっと「日本国王」の称号を与える。日明貿易開始(朝貢)。
  • 明との貿易では大量の貨幣が日本にもたらされた一方、日本からは銅や硫黄、刀剣、また扇や屏風、蒔絵の漆器など金をあしらった工芸品が輸出された
  • 貿易には勘合と呼ばれる証明書の持参が義務づけられる。勘合貿易
  • ⇒明朝廷特注の紙を使った入国申請書で「勘合」という大きな紙と「底簿」という2冊の台帳を作成。
  • 勘合ってあんなに大きいものだったのかー。食卓テーブルくらい? 模造紙くらい? 縦80cm×横100㎝前後以上らしい(現物は残っていないらしく、各種文献からこのくらいの大きさだろう、と推測・復元されているようです)。手帳サイズくらいかと思っていた。
  • 1392年、李成桂が高麗を滅ぼし朝鮮を建国。朝鮮もまた通交と倭寇の禁圧を日本に求めた。義満応じる
  • 朝鮮は1419年倭寇の根拠地であった対馬を襲撃した・・・応永の外寇
  • 1443 年、癸亥約条対馬宗氏とのあいだで貿易船の数を制限、貿易統制。
  • ⇒貿易港も富山浦(釜山)など3港(三浦)に限定。倭館。日本からは銅・硫黄などを輸出し、朝鮮からは木綿や麻布などが輸入された。
  • 琉球・・・北山・中山・南山の三つの王国(三山)が分立していた。→1429 年に中山王の尚巴志が三山を統一して琉球王国を建国。
  • 琉球は三山の時代から明に朝貢していた。明は、琉球に大型船や外交担当者を提供するなどの優遇措置をとっていた。明へは馬や硫黄(軍事利用できるもの)を輸出
  • 琉球王国は、明や日本・朝鮮などの東アジア諸国だけでなく、東南アジア諸国とも貿易を行ったため、王国の都首里の外港である那覇は重要な国際貿易港となった
  • 蝦夷ヶ島・・・アイヌ民族。狩猟や漁労。→14 世紀ごろから本州出身の和人たちが蝦夷ヶ島に移住。本土の鉄器や米・茶・酒などとアイヌの人々の魚や毛皮などとの交易を行った。
  • ⇒15 世紀中ごろにアイヌ大首長コシャマインが蜂起するが、敗北。蠣崎氏(のちの松前氏)蝦夷ヶ島南部の支配者に。
  • 北山文化:義満の時代、公家文化の伝統や禅僧がもたらした中国文化と武家文化が融合。
  • 鹿苑寺金閣:しとみ戸の付いた第1層は貴族の屋敷の寝殿造。第2層は引き戸がついた武家の屋敷の書院造。第3層には丸みを帯びた窓がついた禅宗寺院風の造り。
  • 能:民間の芸能である猿楽や田楽に源流を持つ。義満の保護を受けた観阿弥世阿弥父子によって芸術性が高められ大成された。
  • 狂言:能のあいまに演じられた、当時の話し言葉を使った喜劇。庶民文化。
  • 東山文化:8代将軍足利義政の時代、簡素と幽玄を尊ぶ。慈照寺銀閣(の下層)や東求堂同仁斎は、書院造を代表する建物。障子や襖、床に敷き詰められた畳などは現在の和室建築の基となった
  • 水墨画:禅の精神、書院造の空間を飾るものとして好まれた。雪舟ら。
  • 簡素な茶室で心の静けさを求める侘茶が生み出された…茶道へ。
  • 仏前に供えていた花が、床の間を飾る花・立花に変化した…華道へ。
  • 枯山水の庭園。
  • これらの文化形成の背景…既成の権威をものともしない奔放で新しもの好き。派手・ぜいたくを意味する「バサラ」の風潮。

 

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3問正解。

 

 

 

火2:世界史

第15回  グローバル・ヒストリーの中の人と暮らし

現在の私たちの暮らしは、過去からのさまざまな積み重ねからできあがってきたものだ。その積み重ねは、単に政治の仕組みや経済制度だけではなく、私たちの日常、さらには身体そのものにさえ埋め込まれている。今回は、カレーライスの材料と身長という私たちの身近な世界に積み重ねられた歴史が埋め込まれている様子を調べる。

 

  • テーマ史。
  • 今回は文字で読むよりも動画を見たほうが楽しいと思います。 

 

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3問正解。

 

 

火3:地理

第15回 現代世界の系統地理的考察 【資源と産業】編 世界のエネルギー・資源を見てみよう ⑵ ~現代世界が抱える問題~

資源・エネルギーは、私たちの生活や経済活動を支えている。その消費は世界の人口増加や経済発展とともに拡大することで、環境問題や食料問題などさまざまな地球的課題と結びついている。資源は有限であり、偏在していることから、いかに安定的な確保をしていくかは日本だけでなく世界共通の課題である。資源・エネルギー問題が国境を越えた課題であることを理解し,解決のためには、各国がどのように取り組んでいくべきか、個人が生活の中で実行できることは何かを具体的に考えよう。

 

  • 現在日本で自給できている鉱産資源は、大分県山口県などで産出される「石灰石」だけ。
  • シェール革命、新たな石油資源の開発。
  • シェールオイルシェールガスオイルサンドなど。従来のガス田や油田以外から採掘される、新しいタイプの化石燃料。地下数千mまでドリルで掘るとシェール層に到達する →化学物質を混ぜた大量の水を注入するとシェール層に閉じ込められたオイルやガスを吸い上げることができる ・・・コストが高い上に、環境への悪影響?
  • パリ協定:2015 年に採択された地球温暖化対策の国際的枠組み。温室効果ガスを削減し、産業革命前からの平均気温上昇を「2°Cより低く保ち、1.5°Cに抑える努力をする」ことを国際目標とする。
  • 20世紀の初め、中東地域に膨大な石油資源が眠っていることが判明したが、その地域の国々は資源はあっても石油を開発したり精製したりする技術がなかった
  • アメリカ、イギリス、オランダ、フランス、国際的な石油会社、国際石油資本(メジャー)』が目をつける。わずかな利権料だけ払って石油を採掘、搾取。
  • 産油国『資源ナショナリズム・・・“自分の国の資源を経済的自立と発展に結びつけよう”という運動
  • 石油輸出国機構OPEC):1960年産油国が結成。原油の価格や産油量を実質的に決定するようになった。
  • 中東戦争の時にOPECによって石油の輸出量が制限され、世界中で石油危機(オイルショック)が起こった。
  • 再生可能エネルギーは発電時にCO2を排出しないため、温暖化や大気汚染の直接的な原因とはならないが、発電コストが高い。また、太陽光発電風力発電などは発電量が天候に左右されるために安定的ではない。
  • 水力エネルギーの問題点は、ダム建設によって自然環境が破壊されるなど。
  • 原子力エネルギー、安全性の確保と使用済み核燃料や放射性廃棄物の処分が問題。
  • ゴミを焼却する際の熱を利用する「リサイクルエネルギー」、家畜のふん尿や植物を利用する「バイオマスエネルギー」なども期待されている。
  • 火山国である日本にとって、地熱は重要な資源(資源量は世界第3位とも)。2012年以降に規制が緩和されて、国立・国定公園内でも条件付きで発電所の建設が認められるようにった。
  • 小規模な地熱発電「温泉発電」。
  • 「燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレートは世界有数の埋蔵量と言われているが技術的な問題がまだ多い。

 

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 3問正解。

 

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