先小御岳ー小御岳ー古富士・・・新富士! ~地学基礎 200508金曜 高校講座テレビ
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講座を視聴していると、「わかった気がする」感が高まるけれど、実際にはアウトプットできるか確認しながらじゃないとダメだよね…
金1:化学基礎
第26回 酸と塩基の強さ
塩酸や硫酸は強い酸、レモンに含まれるクエン酸や食酢に含まれる酢酸は弱い酸です。強い酸と弱い酸は、何が違うのでしょうか? 酸の強さは、水に溶けたときに生じる水素イオンH+の数によって決まります。この回では、酸と塩基の強さについて学習します。
- 電気を通しやすい=イオンが多い=電離しやすい
- 電離すると水素イオンH+を生じる。電離しやすい。⇒酸性が強い
- 酸の強さを電離しやすさで示す考え方。
- ⇒酸や塩基などが水溶液中で電離している割合を電離度(記号α)という。
- α = 電離している酸(塩基)の物質量(mol)/溶解した酸(塩基)の物質量(mol)
- 電離度が1に近い酸(塩基)が強酸(強塩基)、電離度が 0 に近い酸(塩基)が弱酸(弱塩基)。
- 強酸・・・塩酸、硫酸、硝酸など
- 弱酸・・・酢酸、炭酸、シュウ酸など
- 強塩基・・・水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムなど
- 弱塩基・・・アンモニアなど
- 2価、3価の酸では、電離は段階的に進む。 (↓ ※表記むずい‥)
-
H3PO4 → H+ + H2PO4-
H2PO4- → H+ + HPO42 -
HPO42- → H+ + PO43 -
- 草木染も酸と塩基の反応を利用したもの。そのうちのひとつ、紅花染について体験。
- 紅花の赤い色素は水に溶けにくい→炭酸カリウム(塩基)を加えることで親水性に→布等に色素を定着させるため、クエン酸(酸)によって再び水に溶けにくい性質に戻す→染まる!
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3問正解。
金2:物理基礎
第26回 第2編 さまざまな物理現象とエネルギー 進まない波をつくる ~定常波~
2つの波が出会ったり,波が媒質の境界で戻ってくるときに波の形はどのように変化するのでしょうか。今回は,それらの波の形をウエーブマシンを用いて調べ,その原理を応用したノイズキャンセルという技術についても考えます。また,逆向きに進む波が重なったときにできる進まない波について観察し,その特徴を学びます
- どんどんオシャレになってきているリコちゃん。
- 重ね合わせの原理:2つの波が重なったときの波の形は、それらの波をたしあわ
せた形の波になる。合成波。 - ノイズキャンセル:音波の山と谷が打ち消し合う性質を利用して、騒音を小さ
くして聞くことができる。イヤホンなどで応用されている。 - 波の独立性:波が重なった後は、それぞれの波が元の形(大きさ)を保ったまますり抜けていくこと。
- 波は反射する。
- 境界に向かって進む波を入射波、そこから戻ってくる波を反射波という。
- 反射波の様子について。端を手で押さえたとき (固定端) 、自由にしたとき (自由端) で反射波の様子は異なる。
- 山の波を送ると境界で反射する。→固定端での反射 (固定端反射) では谷の波が戻ってくる。自由端での反射 (自由端反射) では山の波が戻ってくる。
- 定常波:逆向きに進む波長・振幅・速さが等しい波Aと波Bが重なり合うときにできる進まない波のこと。
- 定常波では、媒質がまったく振動しない節という位置と、大きく振動する腹という位置が交互に等間隔で生じる。
- 波A・波Bの波長をλとすると、腹と腹、節と節の間隔はλ/2となる。
- 入射波と反射波は逆向きに進む波長・振幅・速さが等しい波⇒それらが重なり続けると定常波ができる。
- ⇒固定端では節になった定常波が生じる。自由端では腹になった定常波が生じる。
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3問正解。
金2:世界史(新作)
第4回 ローマ帝国
人類史5千年のなかでも4千年間は古代だった。とりわけ地中海世界の古代史は、文字の誕生から古代末期における一神教の普及まで、それを抜きには世界史を語れないほど大きな影響を持っている。この古代の最終段階に登場したのがローマ帝国であった。圧倒的な覇権をもつ世界帝国はいかにして興隆したのか、また、その平和と繁栄はいかにして維持されたのか。そして、空前の大帝国もどのようにして衰退の過程をたどることになったのか。それらの点について考えてみよう。
- ローマだけでももっともっと細かい事項がたくさんあるけど、講座としてまとめるには削らなきゃならないしな… でも、その削られた部分が入試などで出題されるのよね!
- 紀元前8世紀ごろ、都市国家ローマ。
- 紀元前6世紀、有力貴族の話し合いによる共和政。
- ローマの共和政は、ギリシアで見られた独裁政、貴族政、民主政を混合政体として、バランスよく組み込んだもの。権力を分散することで内乱を避け、世界帝国として発展・拡大していくことができた。
- ギリシアの独裁政は執政官、貴族政は元老院、民主政は民会に引き継がれた。
- 元老院の議員たちは独裁者が現れないように、集団で意見をまとめ、国家を運営していこうとしていた。
- 共和政ローマは、強い軍事力によって周辺の都市国家や部族を征服。
- 紀元前3世紀、イタリア半島統一。
- しかし、ローマ市民は相次ぐ戦争によって疲弊していく。貴族と平民の対立が深まる。
- 紀元前2世紀後半からのおよそ100年間・・・内乱の1世紀。
- 混乱の中、政治の実権を握ったカエサル。紀元前46年、独裁官に。
- 元老院の一部の人々が反発。独裁政治は共和政の崩壊につながる・・・カエサル暗殺。
- カエサルの養子オクタヴィアヌス。紀元前27年、元老院からアウグストゥス(尊厳者)の称号を受け、ローマ帝国初代皇帝になった。
- 皇帝中心の政治形態、帝政を始めたのちも、共和政の形を残した。
- →元老院重視、尊重。
- 以後200年間、ローマの平和(パックス・ロマーナ)と呼ばれる最盛期。
- パンとサーカス:皇帝や町の有力者は民衆に安い値段、または無料で穀物を配給。剣闘士の試合、戦車競走などの見世物を開催。←民衆の支持を得るため。
- ローマと南イタリアを結ぶアッピア街道。石で舗装された道路。軍隊派遣のため。
- 2世紀初めのトラヤヌス帝の時代に、ローマ帝国の領土は最大。
- 支配した土地にローマ風の街をつくった。異なる民族でもローマと同じ豊かな生活が送れるようにした。同時に、その土地の宗教や風俗習慣を認めた。
- 古代ローマ帝国の衰退は、3世紀の軍人皇帝が乱立した時代に始まる。
- 皇帝は軍事力や経済力を背景に、共和政の伝統を軽んじるようになる。
- 独裁体制と暗殺が相次ぐ。皇帝の権威失墜。
- 社会が混乱を極めたこの時代に、キリスト教が人々の心をつかんだ。
- イエスが生まれたのは、初代皇帝アウグストゥスのころ。イエスはユダヤ教が信仰の中心であったパレスティナで、いきすぎた戒律主義を批判。「神の愛」と「隣人愛」。
- 地下の墓所カタコンベ。
- 神の前での平等を重んじたキリスト教徒は激しい弾圧を受けた。皇帝崇拝さえ拒否したため。
- キリスト教を迫害すると殉教者が出る、聖者と崇める、さらにキリスト教が広まっていく…という勢い。
- キリスト教徒をもはや抑えられないと悟った皇帝コンスタンティヌスは、313年にキリスト教を公認。
- 392年、テオドシウス帝、キリスト教はローマ帝国の国教と定めた。
- キリスト教の力を利用することで権威を取り戻そうという思惑など。
- 同じく3世紀、北のゲルマン人、東のササン朝ペルシアの脅威。
- 330年、コンスタンティヌス帝は、ローマ帝国を建て直すために都をローマからビザンティウムに移した。コンスタンティノープル。
- 395年、ローマ帝国は東と西に分裂。
- 476年、西ローマ帝国は、ゲルマン人の大移動による混乱の中、滅亡。
3問正解。
金3:地学基礎
第26回 第3編 私たちの大地 火山活動の多様性
火山と言っても,さまざまな形をしていて,噴火のようすもさまざまです。火山活動の多様性は何によって決まるのでしょうか。また、マグマが固まってできた火成岩も、含まれる造岩鉱物に違いが見られます。造岩鉱物にはどのようなものがあるのでしょうか。火成岩を分類するには,どのようにしたらよいのでしょうか。火山活動と火成岩についてみていきましょう。
- この単元の知識がバッチリになれば、ブラタモリをもっと楽しく見れるだろうなぁ
- 粘性:溶岩の粘り気。マグマの温度と、含まれている二酸化ケイ素の量によって決まる。
- 粘性が高いマグマは温度が低く、二酸化ケイ素の量が多い。
- 粘性が低いマグマは、発泡ガスが外に抜けやすく、噴火のときに大きな爆発が起こりにくい。流れやすいため遠くまで流れて、山の形はなだらかになる。
- 盾状火山:マグマの粘性が低い火山のこと。マウナロア山など。
- 粘性が高いマグマは、発泡ガスが外に抜けにくく、ガスが地上付近で爆発的に膨張し、大量の噴煙が立ち上がりる。→成層火山。
- 成層火山:溶岩や火山灰などが幾重にも降り積もってできた山。
- 溶岩ドーム。雲仙普賢岳の平成新山。
- 富士山……数十万年前の噴火で最初に先小御岳ができ、次に10万年以上前の噴火によって小御岳、さらに10万年~1万年前の噴火で古富士、そして1万年ほど前~現在までの噴火でできたのが新富士。
- 火成岩:マグマが固まってできた岩石。
- 火山岩:マグマが急に冷やされてできた火成岩。粒が少なかったり、大きさの違う粒が所々に。粒に見えるのは造岩鉱物の結晶。粒が小さいものは、マグマが急に冷やされたために結晶が大きく成長できなかった鉱物。一方、粒の大きいものは、マグマが急に冷やされる前に成長した鉱物。
- 斑状組織:火山岩の組織。火山岩を構成する比較的大きな鉱物の結晶を斑晶、そのまわりを石基という。
- 深成岩:マグマがゆっくりと冷やされてできた火成岩。全体的に粒がある。
- 等粒状組織:深成岩の組織。鉱物結晶が大きく成長している。が、成長する結晶どうしがぶつかり合って同じ大きさの粒になりやすい。
- 造岩鉱物 ...... 岩石をつくっている主な鉱物のこと。造岩鉱物の代表には、かんらん石、輝石、角閃石、黒雲母、石英、カリ長石、斜長石がある。
- マグマの粘性が高いと白っぽい石。
- マグマの粘性が低いと黒っぽい石。
- ⇒火成岩をつくる鉱物は、色がついている有色鉱物と、白っぽい無色鉱物に分けられる。
- 火山岩・・・玄武岩、安山岩、流紋岩
- 深成岩・・・はんれい岩、閃緑岩、花崗岩
- 無色鉱物・・・斜長石、石英、カリ長石
- 有色鉱物・・・かんらん石、輝石、角閃石、黒雲母
- 偏光顕微鏡 ...... 偏光の性質を利用して、岩石や鉱物などを観察する顕微鏡。上下2枚の偏光板の間に観察したい試料を置き、下から光を当てて観察する。
- 偏光板を一枚使った開放ニコルと、岩石を通過した光をもう一枚の偏光板を通す直交ニコルがある。これらの観察方法によって、鉱物の結晶の特徴が分かる。
NHK高校講座 | ライブラリー | 地学基礎 | 第26回 第3編 私たちの大地 火山活動の多様性
3問正解。
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