エッジワース・カイパーベルト。また「地学」にかっこいい用語が出てきた。 181129金曜 高校講座テレビ
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今回の「理系デー」はそんなに重く感じませんでした。
金1:化学基礎
第9回 電子殻と電子配置
- 「気体の状態方程式」などの計算問題はきらいだが、電子配置のあたりはわりと得意だったんです、昔。楽しく鑑賞しました。
- ニールス・ボーアの実験。水素の光を分光器で観察。室内を暗くして水素が入った放電管に高電圧をかける。発生する光を分光器で見ると赤と青が筋状に分かれているのがわかる。⇒分光器で見た赤い線は電子がM殻からL殻へ落ちるときに放出されます。青の線は電子がN殻からL殻へ落ちるときに観察できる線
- 分厚い「元素図鑑」がベストセラーになったりしているそうですが、周期表や、各元素の特徴などを小さいうちからなんとなくでも眺め続けていれば、高校以降がちょっとラクになるかもと思い、息子にこども向け元素図鑑をあたえています。雑誌「子供の科学」を発行している誠文堂新光社さんから刊行されています。
- 最初は楽しそうに眺めていましたが、今は飽きちゃったらしい。「ニウムってなーに?」と聞いてきたり(←アルミニウムやマグネシウムなどの語尾の共通性が気になったらしい)、「キセノンキセノンキセノンストロンチウムキセノンキセノン…」と音の響きが好きな元素名を唱えていたりした時期も2ヶ月間ほどあったのですが。また息子の中でブームが来るのを待ちます。
- 『ぜんぶわかる118元素図鑑』
原子は原子番号と同じ数の電子を持っています。その電子は電子殻に存在し、それぞれの電子殻に入る最大電子数は、K殻に2個、L 殻に8個、M殻に18個…となっています。電子殻への電子の並び方を電子配置といい、この電子配置によって原子の性質が決まります。
NHK高校講座 | ライブラリー | 化学基礎 | 第9回 電子殻と電子配置
3問正解。
金2:物理基礎
第9回 第1編 物体の運動とエネルギー 力を合わせる 力を分ける ~力の合成と分解~
- 物を二人で持ち上げるとき、その角度が大きくなると、より大きな力が必要になる。・・・子どもが買い物袋を「僕も手伝う!一緒に持つよ!」とすると、かえって重くなる。というのはよく聞く話です。大人と子どもの腕の長さ・高さの差のせいで「角度」が大きくなる、つまり重くなるように感じる。重くなって非効率だけども、おてつだいをしようという心を育むためにも一緒に持とうね
- トラス構造:さまざまな形のものを、このような三角形の集合体にして強度を高める構造。
物体に2つの力がはたらいていても、その物体が動かないことがあります。 このとき、物体にはたらいている2力はつり合っているといいます。では、2 力がつり合う条件とは、何でしょうか。また、重い荷物を2人で協力して持つ ときは、2 人の力を合わせます。2つの力の合わせ方、また、ひとつの力の分 け方について学習します。
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3問正解。
金3:地学基礎
第9回 第1編 私たちの宇宙の進化 太陽系の広がりと地球
- 藍子さんとサワさんのわざとらしいやりとりが段々クセになってきた。可笑しいー
- 海王星の軌道の外側にある準惑星や小惑星のことを太陽系外縁天体。
- 冥王星の軌道付近の領域:エッジワース・カイパーベルト。「そこにたくさんの天体が集まっている」という仮説を立てた2人の天文学者の名前から。かっこいい名前!
- 楕円軌道をもつ彗星のうち、公転周期が200年以内のものはエッジワース・カイパーベルト付近から。
- 公転周期が200年以上のものは、さらに遠いオールトの雲という領域からやって来ると考えられている。
- 太陽からオールトの雲までの距離は約10分の1光年
- ハビタブルゾーン:「天体の表面に水が液体として存在できる」=「生命が誕生し生息できる可能性がある」という領域。太陽系では地球軌道の内側付近から火星軌道付近までの、太陽から受けるエネルギーの量がちょうど良い範囲。
- 巨大望遠鏡などで観測して、惑星の周りの大気の成分だけを取り出し、分光してスペクトルを取る→スペクトルの吸収線を調べることで、生命が存在するために必要な、水や酸素などの物質があるかどうかが分かる
- 私が「オールトの雲」という言葉を初めて知ったのは、シンガーソングライターの柴田淳さんのアルバムです。
海王星は太陽系の一番外側の惑星ですが、そこが太陽系の果てではありません。海王星の外側には、冥王星をはじめとする「太陽系外縁天体」が多数発見されています。さらにその外側の「オールトの雲」には彗星の元となる天体が多数存在しています。太陽と地球の間の距離の約1万倍離れたオールトの雲まで太陽系は広がっているのです。太陽系内では、いかなる生命体も、地球以外の星ではいまのところ確認されていません。また、知的生命体が存在できそうな星は太陽系内にはありません。しかし、太陽系外の恒星の周りの「ハビタブルゾーン」では地球型の惑星が見つかっていて、これらの太陽系外惑星での生命探しに天文学者の関心が集まりつつあります。宇宙を知れば知るほど、地球が私たち人類にとってかけがえのない天体であることが分かります。
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3問正解。
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