裁判傍聴は生々しいですよ。 ~政治・経済 191207土曜深夜 高校講座ラジオ
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土1:古典
第20回 随筆 方丈記 (2) ~安元の大火~
■大火の写実的描写のすばらしさと作者の理知的でこまやかな観察眼を読み取る
■過去の助動詞「き」の用法
■人間の生き方の問題についての作者の思いや考えを理解する
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3問正解。
- 「塵灰となりにき」の末尾を「けり」ではなく「き」とした理由:誰かから聞いたことを表すのではなく、自らが直接見聞きしたことを表す意味。
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土2:政治経済
第10回 第1章 現代の政治 第3節 日本の政治機構 裁判所と司法
司法権をもつ裁判所はどのような役割を持っているのでしょうか。刑事裁判はどのように行われ、国民はどのように司法にかかわっているのでしょうか。裁判員制度や司法の独立性について学びましょう。
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3問正解。
- 公判前整理手続
- 検察審査会
- 痴漢(露出)の再犯、昏睡強盗の裁判(地裁)を傍聴したことがあります。
- 痴漢のほうはもう何度も露出して何度も捕まっていたらしく、「今回はもう身元引受人が誰も来てくれなくなってしまいました。このことについてどう思いますか?」などと被告が質問されていました。
- 昏睡強盗のほうは東南アジア系のホステスたちが客の男性に酒を飲ませまくって昏睡させているうちに財布を抜き取った…という事件内容だったはず(細かい部分は忘れた)。
- なかなか生々しいので、一度は傍聴してみてもいいと思います。
- でも裁判員はやりたくないですね。死刑反対派ではないので。
土3:国語総合
第20回 [漢文] 漢文 五十歩百歩 (孟子)
故事の二回目。「五十歩百歩」を学習します。「心を尽くした政治を行っているのに、我が国の人口が増えないのは、どうしてか。」という王の質問に、孟子が答えています。孟子が王にいいたかったこと(主張)を理解するとともに、「五十歩百歩」の故事成語としての意味も学びましょう。まずは、本文を「訓点のきまり」に従って正確に読んでください。
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3問正解
- そういえば。今回ではなくて、ミムラさんが朗読担当だった回に紹介されていた話を思い出しました。「ここは感情を込めて読んでください、ここは声音を変えてください、ここに効果音を入れておきます」など、ディレクターさんから朗読収録の際にいろいろ注文があるらしいです。
- 対ヘテ:目上の人に答える場合はこの漢字。
- 耳:のみ。only
- 多少の違いはあるにしても、似たり寄ったりで結局たいして違いがないこと。あまり褒められない点で似ているということ。めくそはなくそをわらう。
- 孟子。
- 恵王の政治が「五十歩」だとしたら、隣の国王の政治は「百歩」。恵王は少しはましだけれど、根本的には変わらないということ。
- 以前の「現代文」講座で、ことわざや慣用句の誤用についてのエッセイを読みましたが、その作品内でも「五十歩百歩」の誤用が紹介されていました。
‟五十歩百歩とは、ものすごい遠い。50と100は倍の違いだから” というもの。 -
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- この言葉は「故事」に由来するのだということを知らないとそういう解釈もありえるっちゃありえますよねぇ