明治の思想家の多くは武士出身。 ~倫理 200417金曜深夜・200418土曜深夜 高校講座ラジオ
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金1・土1:古典
第45回 項羽と劉邦 鴻門之会 (3) ~樊噲、頭髪 上指す(1)~
■張良は「軍門」にどのような気持ちで出てきたのか
■張良の話を聞き、樊噲はどのような行動を取ったか
■樊噲に対する項羽側の対応はどうであったか
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3問正解。
第46回 項羽と劉邦 鴻門之会 (4) ~樊噲、頭髪 上指す(2)
■樊噲の主張はどのような内容か
■「細説」とはどのような内容か
■「未有以応。」における項王の気持ちはどのようなものか
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3問正解。
- 沛公に迫る危機を一刻も早く樊噲に伝えようと、張良は宴席から出て、軍門に向かった。
- 怒り猛って宴席に乗り込んだ樊噲に対して、項羽は張良の機転で沛公の部下だと理解し、敵意をいったんおさめた。
- くだらない者の言を聞き入れ功績のある沛公劉邦を殺すのは秦と同じやり方だ、と樊噲は主張した。
- 細説・・・沛公劉邦を陥れようと、曹無傷がした事実と異なる密告。
- 項羽は樊噲に答えることができなかった。樊噲に理路整然とやり込められて困ってしまった。
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金2:倫理
第23回 第3章 国際社会に生きる日本人の自覚 西洋思想との出会い
明治になって、日本人は西洋思想をどのように受け入れたかについて、福沢諭吉の天賦人権論や自由民権運動、内村鑑三のキリスト教、夏目漱石や森鴎外の文学などを例にあげながら考える。彼らは、西洋思想に学びながらも、それぞれ独自の思想を作り上げていった。そうした明治の先人たちの努力のあとをたどってみる。
- 明治の初め。西洋の近代思想が紹介されるようになった。封建的な政治制度や古い価値観が厳しく批判されるようになる。
- 福沢諭吉が日常生活に役立つ学問と考えた「実学」とは・・・具体的には、西洋の自然科学や経済学をさす。東洋の学問(漢学)を「虚学」(むなしい学問)と呼んだ。
- 天賦人権論:誰も生まれながらに天から等しく人権を与えられているという説。
- 実際に役に立つ実学を学び、それぞれが「独立心」をもつべきだとした。
- 「一身独立して一国独立す」・・・自分の国のことを自分のこととして引き受ける者が増えることによって、その国の独立も達成されるという考え。(国のことを考える…というのはデメリットもある気はするけど
- 明治の思想家の多くは武士出身。その精神の底には武士道的なものがある。
- 幕府に仕えていた勝海舟や榎本武揚は、明治になると新政府に仕えてしまった。
⇐福沢は、武士の「瘦せ我慢」の精神に欠けているとして厳しく批判した。 - 福沢の考え方は、その後自由民権運動の人たちに受け継がれ、展開。
- 明治の代表的なキリスト教徒も武士階級の出身者が多かった。武士的な生き方とキリスト教とを結びつけようとした。
- 内村鑑三・・・「武士道に接木されたキリスト教」をめざした。「不敬事件」。強い愛国心をもち、「二つの J(Jesusと apan)」(イエス・キリストと日本)を敬愛した。
- キリスト教の人類愛は、一方で社会主義を受け入れる素地ともなった。
- 無教会主義:内村鑑三が唱えたキリスト教信仰のありかた。教会の権威などを必要としないプロテスタントの流れを受け、直接『聖書』を重視する立場。
- 夏目漱石・・・日本人が西洋文明ばかり追いかけていることを批判。みずからの主体性をもたなければならないと主張。
- そうした主体性というものは、人間の内側にひそむエゴイズムの問題ともつながっていることに気づき、それを小説の世界で表現しようとした。
- 森鴎外・・・自己を確立させることの難しさを小説によって描いた。自己を支える理想的なものが得られないことにも悩むようになり、神がいるかのようにふるまう「かのように」の哲学や、「諦念」の思想を説いた。
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3問正解。
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土2:政治経済
第23回 第2章 現代の経済 第2節 現代経済のしくみ 金融のしくみと機能
お金は経済活動の中では、血液のような役目を果たしています。お金を必要なところに貸す金融は、血液の流れを良くする働きをもっています。また、「お金」についての基本的なしくみを知り、通貨制度を安定させる役割を果たしている日本銀行についても勉強していきましょう。通貨制度を維持するためには、通貨に対する信用が大切であるということを理解して、自分の経済活動を見直してみましょう。
- 「政治経済」は概論や総論のようなものより、各論っぽいもののほうが理解はしやすい。
- お金は、経済主体をめぐる血液のようなもの。金融は、そのめぐりをスムーズにする役割。
- 間接金融:貸し手が銀行に預け、それを銀行が借り手に貸し出す方法。
- 直接金融:お金を貸したい人が、借りたい人に、直接お金を貸す方法。
- 直接金融の場合も、証券会社などを通すことがある。
- 証券取引所。
- 管理通貨制度:国の中央銀行が紙幣を発行するしくみ。紙幣は政府の保証によって通用する。
- 日本銀行は、通貨の価値を安定させ、通貨制度を安定したものにする仕事を行っている。
- 発券銀行:銀行券を発行する。
- 銀行の銀行:民間の金融機関にお金を貸し出す。
- 政府の銀行:政府のお金を扱う。
- 金融政策。
- 公開市場操作(オペレーション):国債などを売り買いすることによって、通貨の量をコントロールする。
- 日本の金融は、1990年ごろまでは規制と引き換えに保護されてた。しかし、国際的なお金の動きが活発になるにつれ、金融の自由化や規制緩和が進んだ。・・・金融ビッグバン。
- 銀行の合併などが進んだ。金融業務の規制の緩和も進んだ。
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3問正解。
金3・土1:国語総合
第45回 [漢文] 唐詩 春暁 (孟浩然)
「唐詩」の一回目。「春暁」を学習します。「春暁」は、日本人にも親しまれてきた有名な詩です。詩人がどういう状況で、何を思って読んだのか、一緒に勉強していきましょう。
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3問正解。
第46回 [漢文] 唐詩 峨眉山月歌 (李白)
「 唐詩」の二回目。「峨眉山月歌」を取り上げます。この詩は、唐の時代の大詩人「李白」の作品です。語句の意味や書かれた背景を学びながら詩の理解を深めましょう。また、「唐詩(近体詩)のきまり」についても学習します。
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3問正解
- 唐詩:唐代に作られた詩。そのなかでも、近体詩にはきまりがある。
- 形式。
(1)「一句の字数」 五文字→五言 七文字→七言
(2)「句の数」 四句→絶句 八句→律詩 - 押韻:句の最後に発音が似た字を置くというきまり。五言詩の場合、原則としては偶数句の最後の字を押韻すると。七言詩の場合は、偶数句の最後の字プラス初句の最後の字を押韻する。ただし、例外もかなり多い。
- 唐代は詩の評価=人物評価にまでなったほど、詩が盛んだった。
- 科挙にも詩を作る問題が出題されていた。
- 孟浩然・・・自然詩人。科挙には合格できなかった。
- 起承転結の構成
- 起句 承句 転句 結句
- 峨眉山→平羌江→清渓→清渓→三峡 という順で移動。