世界の工業の種類を覚えよう!・・・多いな ~地理 200128火曜 高校講座テレビ
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火1:日本史
第16回 第2章 武家社会の形成と生活文化のめばえ 下剋上の社会と戦国大名
室町時代後期、応仁の乱をきっかけに戦乱は全国に広がった。約1世紀にわたる戦国時代を招いた原因は何だったのだろうか。一方、自分たちの権利を自分たちで守る「自力救済」が求められたこの時代には、さまざまな一揆が登場し、各地で戦国大名が成長する。一揆とはいったい何だったのか。また、戦国大名はどのように領国を経営し、勢力を拡大したのだろうか。
- 農業技術の発展にともない、力をつけた農民は、守護大名などと主従関係を結び、地侍となった。
- 地侍が中心となって、農民たちは自分たちの村を形成した⇒惣。
- 惣では寄合を開いて掟を定めた
- 正長の土一揆:1428年京都周辺諸国の地侍や農民が酒屋や土倉・寺院を襲撃し、借用証文を焼き、実力による徳政を行った
- 山城の国一揆:南山城。応仁の乱の後も守護大名の畠山氏が義就と政長の両軍に分かれて家督をめぐって対立していた→国人と呼ばれる広域を支配する中小武士団のリーダーたちが中心となり畠山氏を追放
- 一向一揆:浄土真宗の僧や門徒による一揆。畿内・北陸・東海など広い範囲。
- 加賀の一向一揆では門徒の国人たちによる支配が約100年も続いた(1488年~)。富樫政親追放。
- 戦国大名の3つのタイプ
1) 守護大名から。武田氏、今川氏、大友氏、島津氏など。
2) 守護代が下剋上。上杉氏、朝倉氏、織田氏。
3) 国人から。毛利氏、伊達氏 - 甲斐の武田氏が定めた分国法:武家社会で慣習的に認められていた決闘や私闘を禁じ、違反者は処罰するという内容の条文。
- 駿河の今川氏が定めた分国法:他国の者との婚姻を禁止する条文。
- 越前の朝倉氏の分国法:家臣たちを城下町に集合させる条文。一乗谷。
- 水陸交通の発達によって、「港町」や「宿場町」も盛んになった
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3問正解。
火2:世界史
第16回 繁栄する西アジア・中東の都市
ユーラシア大陸の東西とアフリカ大陸を結びつける位置にある西アジア・中東地域では、古くから交易が盛んで、多くの都市が発展した。その中で、アイユーブ朝のサラディンが都としたエジプトのカイロ、オスマン帝国の都のイスタンブル、そして、サファヴィー朝の都となったイランのイスファハーンを取り上げ、それぞれの都市の繁栄の様子と理由を学ぶ。
- カイロ ~十字軍とサラディン~
- 街を一望できる丘にシタデル要塞が築かれている。12世紀初めサラディンが建設。十字軍の襲来に備えたもの。
- 1169年、サラディンはアイユーブ朝を樹立。首都カイロ。地中海とインド洋を結ぶ、東西交易ルートの一大拠点。ダウ船と呼ばれる、大きな木の帆船に載せられて、様々な品物が運ばれていた
- アイユーブ朝の前はファーティマ朝(アッバース朝、後ウマイヤ朝、ファーティマ朝
- 1187年、サラディンは十字軍を破って、エルサレムを奪回した
- マムルーク:奴隷軍人。ロシア草原やコーカサスで購入され、君主のために働くように訓練された
- マムルークたちが強力な軍事力によってアイユーブ朝を倒した→マムルーク朝へ
- イスタンブル 〜オスマン帝国とその都~
- オスマン帝国の皇帝・メフメト2世が1453年にコンスタンティノープルを陥落させる→イスタンブルは600年続く大帝国の都として繁栄する
- アヤソフィア聖堂。スレイマンモスク。
- イスファハーン 〜サファヴィー朝とアッバース1世
- トルコ系の遊牧民がイラン系の定住民の力を借りて、1501年にサファヴィー朝をおこす
- イスファハーン:サファヴィー朝国王・アッバース1世が都に定めた。←1598年カズヴィーンから移った
- イマームモスク。
- モスクのミフラーブ、ミナレット
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3問正解。
火3:地理
第16回 現代世界の系統地理的考察 【資源と産業】編 世界の工業を見てみよう ⑴ ~さまざまな種類や立地~
私たちの身の回りにはたくさんの工業製品がある。工業は、原材料を加工して付加価値を加えた製品をつくる産業である。世界の工業生産は、産業革命以降急速に拡大した。軽工業から始まり、鉄鋼や機械などの重工業、自動車や化学製品をつくる重化学工業、そして先端技術産業へと発達した。また、工業は原料産地と市場の位置関係を考え、最も生産費を節約できる場所に立地する。多くの新興国が工業化を進める中、先進国ではより付加価値の高い工業製品を生み出している。
- BRICSというのを初めて知った。
- 地理は、用語は少なめで覚えらやすいのだけど、その「例」がたくさんあって、「例」を覚えるのが大変だな、と思い知る回でした。
- 工業は軽工業から始まり、より付加価値の高い製品をつくる工業へと発展していく。
- 繊維工業をはじめとする軽工業が発達すると、大量生産するための大型機械が
必要となり、鉄鋼や機械をつくる重工業が成立した。 - 20 世紀に入って自動車や化学製品をつくる重化学工業が発達した。
- 最先端の技術を用いた先端技術産業(ハイテク産業)が急成長し、半導体やコンピュータを生産するエレクトロニクス産業をはじめ、情報通信技術(ICT)に関連した製品の開発が進んでいる。
- 軽工業:食料品、繊維、衣服、印刷、皮革、窯業 中小企業。日用消費財
重化学工業ー重工業:鉄鋼、金属、機械、自動車、電気機器。 大企業。生産財・耐久消費財
重化学工業ー化学工業:石油化学、化学肥料、化学繊維、合成樹脂。大企業。 化学的処理
先端技術産業:新素材、エレクトロニクス、情報通信技術。大企業、ベンチャー企業。科学技術 - 立地因子:輸送費や生産費のように、立地の決定に直接作用するもの
- 立地条件:地形や気候、交通の利便性など、立地に影響する条件。
- 企業は立地因子を第一に考え、次に立地条件を考えて立地を決定する。
- 原料指向型工業:セメントや鉄鋼など。原料の輸送費という立地因子。出荷に利便性があるという立地条件。
- 市場指向型工業:ビールや清涼飲料水など。市場の近くに立地し、製品の輸送費を最小化。交通の便。
- 労働力指向型工業:衣服や電気製品の組み立てなど。安価で豊富な労働力を求める。人件費を第一の立地因子。治安の良さ、電力の安定供給などが立地条件。
- 集積指向型工業:自動車など。関連工場を一定の場所に集める。工場同士の輸送費や、特殊な機材を安価に利用できるなどの生産費を立地因子とする。インフラなどの立地条件。
- 交通指向型工業:石油化学製品、鉄鋼、IC回路など。交通の利便性を求める
- 産業革命以降、世界の工業の中心となったのは西ヨーロッパ
- 石炭や鉄鉱石の豊富なイギリスのミッドランド地方、フランスのロレーヌ地方、ドイツのルール地方などが重工業で繁栄した。→1960 年以降、石炭から石油へエネルギー転換が進むにつれ衰退した
- ⇒ロッテルダムのユーロポートなど、原料の輸入に便利な臨海部に石油化学工業が立地するようになった。
- アジア諸国は当初、輸入していた工業製品を国内で生産する輸入代替型の工業化が進んでいた。→1960年代以降は海外への輸出向け製品をつくる輸出指向型の工業になった。
- NIEs(新興工業経済地域):1970 年代~。韓国・台湾・ホンコン(香港)・シンガポール。積極的な工業化政策によって輸出が増大。
- ASEAN 諸国:マレーシア・タイ・インドネシア。輸出加工区や工業団地を造成し、外国企業を積極的に誘致。→輸出加工区とは、製品の輸出を条件に、税金などを優遇して企業の立地を促進する地区のこと。
- BRICS:ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ共和国。豊富な資源や労働力を持つ
- 伝統産業は時代に合わせて変化して、成功しているものも多くある。
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3問正解。
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