清原深養父って清少納言の曾祖父だったのね… ~古典 200110金曜深夜 高校講座ラジオ
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金1:古典
第25回 随筆 枕草子 (1) ~春は、あけぼの~
■作者と作品について
■季節ごとの味わいについて
■「をかし」と「あはれ」について
NHK高校講座 | ライブラリー | 古典 | 第25回 随筆 枕草子 (1) 〜春は、あけぼの〜
3問正解。
- 清少納言の父は清原元輔(後撰和歌集の選者の一人)。曾祖父は清原深養父。・・・深養父(ふかやぶ)って以前の「古典」の回で「初めて知った人物」と書いてしまった人だ… 清少納言のひいおじいさんだったのか
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- 中宮定子に仕えた。定子…藤原道隆の娘、一条天皇の后。
- 300段以上。「春はあけぼの」は第1段。
- 996年ごろに1部成立、1004年頃に現在に近い形でまとめられた
- 類聚的章段(ものづくし)、日記的章段(宮仕えの日々)、随想的章段(自然や人事的なこと)
- 女房…后の身の回りの世話。着替えの手伝い。十二単、難しそうだものね… 髪の手入れ、調度品、草紙の読み聞かせ、手紙の代筆。代筆…⁉
- 「をかし」は明るい知性的な美、「あはれ」はしみじみとした情緒美。
- 山ぎはは、山に接する空の部分。山の端は、空に接する山の部分。
金2:倫理
第13回 第2章 人間としての自覚 イスラーム ~弱き人間の支え~
今日の世界情勢から誤解を受けやすいイスラームであるが、ユダヤ教・キリスト教と同じ唯一神を信仰し、旧約聖書以来の預言者と掟を守る教えである。預言者ムハンマドに始まるその成立過程を知り、教典クルアーンと六信五行からイスラームの教えとムスリムの生き方を理解する。
NHK高校講座 | ライブラリー | 倫理 | 第13回 第2章 人間としての自覚 イスラーム 〜弱き人間の支え〜
3問正解。
- イスラム教……アラビア半島を中心に、東はインドからインドネシアなどの東南アジア、西は北アフリカ一帯まで。キリスト教、仏教とならぶ世界三大宗教のひとつ
- イスラーム=神への帰依
- イスラームを信仰する者=ムスリム
- 預言者ムハンマドは神(アッラー)の言葉を伝え、それをまとめ記録したものがクルアーンである
- ムハンマドらは旧来の支配階級と対立し、弾圧されていったん近隣のメディナへ逃れるが(聖遷、ヒジュラ)、そこでイスラームの共同体(ウンマ)を整えてメッカを奪還、以後アラビア半島統一から地中海世界へ勢力を広げた。
- ムハンマドが亡くなってからも拡大を続け、その後キリスト教世界との抗争などもあったが、現在でも世界中に多くの信者がいる
- 六信五行。
- 六信とは、神(唯一神アッラー)、天使、教典(クルアーン)、預言者(ムハンマド)、来世、天命を信じることである。
- 五行とは信仰告白、礼拝、断食、喜捨、巡礼である。
- 礼拝は聖地メッカの方角に向かって一日 5 回行われる。
- 断食月には日中の飲食を断つ。
- 貧しい者への施し、喜捨。
- メッカのカアバ神殿などに巡礼する。
- 厳格な掟のように思えるが、実情にあわせてそこそこ柔軟な対応は許されている。免除してもよいかなどを認定する委員会のようなものがある。
- ⇒その例:マレーシア初の宇宙飛行士(ムスリム)。宇宙で活動中、礼拝をしようにもメッカの方向がどんどん変わってしまう(宇宙船の軌道上)…地球帰還後にまとめて礼拝すればそれでOKとされた。
- ↑ おもしろいな
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金3:国語総合
第25回 [現代文] 評論 未来をつくる想像力 (2) (石田英敬)
評論を読んでその内容を的確に理解し、筆者の考えを読み取ります。また、現代の社会における問題点について考えます。
・「未来」が「なくなる」というのはなぜか
・「想像力を取り戻す」方法を読み取る
・全体の論の展開と筆者の言いたいことを確認する
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3問正解。
- 情報の侵入をいったん断ち、自分のイメージを描き出す時間と空白をつくる。←昔の哲学者はこの方法を「タブラ・ラサ」と呼んだ
-
「現代文」講座で取り上げられていた作品(「僕らの時代のメディア・リテラシー」)とも共通するような評論でした。
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