ウィトルウィウス的人間 ~美術 200106月曜 高校講座テレビ
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月1:科学と人間生活
第7回 化学 衣料の科学
- 一個のまゆの糸の長さは1km以上。
- 合成繊維のナイロン:アメリカのウォーレン・カロザースによって1935年に発明された。石油由来。
- ナイロンの作成:A液[水酸化ナトリウム溶液にヘキサメチレンジアミン(石油の成分)を混合したもの]+B液[ヘキサンにアジピン酸ジクロリドを混合したもの]を用意する。A液にB液を入れていく。
- 天然繊維:木綿のような植物繊維と、羊毛や絹のような動物繊維に分けられる。
- 化学繊維は、再生繊維や半合成繊維、そして合成繊維とに分けられる。
- レーヨンのような再生繊維、アセテートのような半合成繊維、ナイロン・ビニロン・ポリエステル・ポリアクリロニトリルなどの合成繊維。
- 高機能性繊維。
- 光るシルク、光る蚕を作るには、遺伝子組換え技術を活用する。オワンクラゲの遺伝子をカイコに組み込むと光る糸を吐き出すようになる
- 蚕×蜘蛛=蜘蛛の糸のように頑丈なシルク
- カイコの遺伝子配列(塩基配列)を解析した結果、どこの遺伝子の部分にオワンクラゲやオニグモの遺伝子を組み込めば良いかがわかってきた。
- 息子の幼稚園では、蚕を飼育(というか観察)する活動を園児に体験させています。蚕はすごく弱いのでちょっと強めにつまむだけで死んでしまうそうなのですが、そういった体験を通して、いきものや命について考えさせる目的もあるらしい。繭になったら回収して、地域の養蚕業に託しているそうです。
生活に必要な「衣・食・住」のうち、今回は「衣」である衣料について学習する。衣料品は繊維でできており、その繊維は天然の素材からできている天然繊維と化学薬品の合成でできる合成繊維とがある。今回は、どのように繊維を取り出すのかという学習や、繊維そのものに付加価値をつけた新しい素材についても紹介する。現在では、新しい進化素材もあり、それぞれがどのような繊維かについても学んでいく。
NHK高校講座 | ライブラリー | 科学と人間生活 | 第7回 化学 衣料の科学
3問正解。
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月2:美術
第7回 人 ~人を描くということ~
- 短時間でおおまかに人の形の特徴をとらえて描くクロッキー。
- レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人間」。この有名な図ってこういうタイトルだったのか。初めて知った。
- ローマ時代のウィトルウィウスが残した文献をダヴィンチが精密に再現し、数学的、科学的に人体をとらえたもの。
- 両手の長さは身長と同じであること、肩幅は身長の4分の1であること、さまざまな動きは円の中(四角の中)に収まること、などが示されている。↑
- 人体の描きかたを伝承していけるように普遍化したのが西洋。
- 東洋における人体の描き方は、比率はまちがっている。日本などの絵師にとっては、人物を忠実に描くことよりも、人格や人徳、魅力などをどのように表すかが重要だった。引き目鉤鼻。
- 様式化された人の描き方にはその国・時代の文化や思想が反映されている←「人の顔はそのように描くものだ」という共通認識がないと成り立たない。
- その様式を理解することは、国や時代の文化や思想を理解することにもつながる。
- カフカさん、似顔絵描くの上手いな
- 似顔絵。大げさに誇張したカリカチュアなどの手法もある。
人を描くことが苦手だ、という人は少なくない。もしかしたら、正確に描かなければいけないという思い込みが邪魔しているのかもしれない。その人の特徴をとらえて自由に描くことができたら、絵の楽しみは増大する。今回は、クロッキーや似顔絵などの手法、人の描き方は、国・時代によって違うこと、特徴を見つけて描くこと、などを学ぶ。
NHK高校講座 | ライブラリー | 美術�T | 第7回 人 〜人を描くということ〜
3問正解。
月3:家庭総合
第13回 高齢者 これからの“超高齢社会” ~高齢者を支える仕組み~
- 「家庭総合」には珍しく(?)、情報盛りだくさんな回。年齢的にももっと知っておかなきゃならない分野です。
- 高齢者を支える介護サービスは、大きく分けると居宅サービスと施設サービスの2つ。
- 居宅サービス:「訪問介護」「訪問看護」など、おもに自宅で暮らしながら利用できる介護サービス。ひとり暮らしの高齢者や、同居する家族だけでは対応しきれない部分を補うもの。
- ⇒訪問介護・・・専門スタッフが食事の手助けなどをする身体介護と呼ばれるもの、掃除や洗濯などのお手伝いをする生活援助と呼ばれるサービスなど。
- 施設サービス:施設で暮らしながら介護サービスを受けるもの。
- ⇒特別養護老人ホーム、介護老人保健施設:24時間体制で介護職員のサポートを受けることができる
- 地域密着型サービス
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介護老人福祉施設 (特別養護老人ホーム)
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短期入所生活介護(ショートステイ)
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訪問介護(ホームヘルプサ―ビス)
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住宅改修(リフォーム)
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訪問入浴
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介護福祉用具貸与
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訪問看護
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通所介護(デイサービス)
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通所リハビリテーション(デイケア)
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介護老人保健施設 ・・・リハビリを中心とした介護を受け、在宅復帰を目指します。病院と老人ホームの中間のような施設
- 「介護保険制度」は、健康保険のように社会全体で高齢者を支える仕組み
- 介護が必要になった高齢者が、介護サービスを利用するための費用の一部を国が払う。
- 介護保険制度を利用するには、要介護認定、つまりどの程度の介護が必要か審査を受けなければならない。審査を受けるには、市区町村の介護保険に関する窓口で申請する。医師の意見書と、利用者への聞き取り調査をもとに、どの程度の介護が必要かを示す、要介護の段階が決定される。
- 「要介護」の段階は5段階。
- 数字が大きいほど介護の必要度が高く、数字が小さいほど低い状態。介護の必要はないが支援は必要だとする「要支援」が2段階。
- 介護サービスに掛かる費用は、40歳以上の人たちが支払う保険料と公費で8割をまかない、残りの2割は利用者が費用を負担している。
- 介護支援専門員、ケアマネージャ
- ケアプラン:利用者が自立して生活できるように計画するのが目的。
- ケアプランを作成する際のポイント
(1)利用者本人の希望に添ったものにすること。
(2)利用限度額内に収めること。
(3)利用者の自立につながるようなケアプランにすること。 - 介護保険制度は社会のみんなで高齢者を支える仕組みであり、当然の権利として使ってよいもの
- 地域包括ケアシステムの実現。
日本は戦後とくに1970年以降人口の高齢化が急速にすすみました。2015年には全人口にしめる高齢者の割合(高齢化率)が26%を超え、4人に1人が高齢者という超高齢社会に突入しました。高齢者が自立して暮らし続けられるように、社会全体で支える仕組みが必要です。今回は高齢社会を支える仕組みについて介護保険制度を中心に学びましょう。
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3問正解。